神奈川県相模原市小さな自宅サロン＊向日葵＊よもぎ蒸しサロン

【更年期とは】

更年期とは、閉経を挟んだ前後5年の約10年間を「更年期」と言います。
日本人の平均閉経年齢は約50歳と言われているので、45〜55歳くらいが一般的に更年期と呼ばれる時期になります。

この更年期の時期を迎えると、卵巣機能が低下し、女性ホルモンの分泌量が減少することによって、さまざまな不調が現れてきます。

〜女性ホルモンサイクル〜

⚫︎小児期：男女の差はなく成長していく時期
⚫︎思春期：女性ホルモンの分泌が始まり、初潮を迎える時期
⚫︎成熟期：卵巣機能がもっとも活発な時期
★更年期：卵巣機能が低下しはじめ、閉経を迎える時期
⚫︎老年期：卵巣機能は完全に停止し、更年期の不調が安定してくる時期


「更年期」はあくまでも人生の通過点。いわば「人生の節目の一つ」です。

長きに渡り分泌されてきた女性ホルモンが減少することによって、自律神経のバランスが崩れやすくなります。

それによってさまざまな不調が現れやすくなる時期なので、日頃から心と体のバランスを整えておくことが必要です。

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【更年期症状】

更年期不調は人それぞれで、実は200種類以上の症状があるとされています。

症状が軽い人もいれば、重い人もいて人それぞれです。しかも
症状は１つだけでなく、いくつもの症状が現れたり、その日によって症状が違ったり・・・。

なかなかその辛さを家族や周りの人たちに伝えることって難しかったりもします。

これらの様々な不調原因の多くは、女性ホルモン（エストロゲン）の減少による自律神経の乱れが原因です。私たちは自律神経が乱れると心身にさまざまな症状が現れます。

特に更年期には身体的症状と精神的症状が起こります。

⚫︎血管運動症状


・ホルモンバランスが崩れることで、血液の働きがうまくいかなくなり起こる
身体的不調・不快な症状

のぼせ、ほてり
発汗（ホットフラッシュ）
めまい、動悸
肩こり
頭痛
浮腫み

⚫︎身体的症状


・血管運動症状以外で起こる症状

腰痛
疲労感
関節の痛み
冷え
下痢、便秘
喉の渇き
ドライアイ

⚫︎精神的症状


・不安感などの自分の意志でコントロールが難しいい心に関する症状

イライラ
食欲、意欲の低下
更年期うつ
不眠
落ち込み
涙もろくなる

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【更年期対策】

更年期不調の症状は、他の病気とよく似た症状があるため、症状が重く辛いと感じ、日常生活に支障をきたす場合には、我慢はせずにまずは早めの受診をおすすめいたします。

症状も比較的軽く、自力で乗り越えられる場合には、日々のケアでしっかり対策をとり自分メンテナンスを心掛けていきましょう。

更年期はホルモンバランスの崩れから自律神経が乱れ、お身体だけでなく心も不安定になります。不調を感じ始めたら早めにケアすることが更年期不調の予防につながります。

私自身も40代から感じ始めたいくつかの不調に悩み、ツラい経験をしてきましたが、これを機に今まで以上にきちんと自分と向き合い、今では最小限の不調とうまく共存しながら今現在50代を楽しんでいます。

更年期を穏やかに過ごすために
一緒に心と身体を同時に整えていきましょう。